[PR] この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。






since 2005.04.17

ブルース・リーの墓参りのお話


 今となっては懐かしい思い出です。幼い頃から熱狂的なブルース・リーの崇拝者であった私は、1989年の夏、アメリカのシアトルにあるブルース・リーのお墓参りを実現することができました。

~ シアトルへ ~
 アメリカを旅していた私は、ロサンゼルス~ニューヨーク~カルガリー~バンクーバーを経由し、ついにシアトルに到着しました。まずホテルを予約し、すぐさまブルース・リーのお墓参りへと出かけました。

~ ブルース・リーのお墓を目指して ~
 そのとき私が持っていた情報としては、ブルース・リーのお墓がシアトルのボランティアパークという大きな公園の一角の墓地の中にあるということだけでした。ホテルからボランティアパークまでの距離は約5キロで、徒歩で1時間30分、バスで15分という道のりでした。私はあえて徒歩という手段を選択し、5キロの道のりを歩き始めました。
 もちろん私は、地図を見ながら目的地を目指していたのですが、3キロ歩いた所で、現在位置を見失ってしまったのです。とりあえず、しばらくの間(15分くらい)、歩き続けたのですが、やっぱり地図と現在位置が一致しません。不安に駆られた私は、通りすがりの70歳くらいの白人のおばあちゃんに、地図を見せながらボランティアパークの方向を尋ねました。おばあちゃんは、私に親切に道のりを教えてくれました。その後、途中でピザを食べて、更に歩き続け、ホテルを出てから3時間後(出発11:00~到着14:00)、やっと念願のボランティアパークにたどり着くことができました。

~ お墓はどこ? ~
 ところが、ボランティアパークに着いたのはいいのですが、その広さに驚きを隠せませんでした。ボランティアパークに着いてから、ブルース・リーのお墓がある墓地にたどり着くまでに30分を要しました。さらに、その墓地の広さにも驚かされてしまいました。墓地に着いてから、ブルース・リーのお墓を15分くらい探し回ったのですが、お墓は一向にその姿を現しません。すでに疲れ果てていた私は、掃除をしていた墓地の管理人に尋ねるしかありませんでした。その管理人は、「あー、ブルース・リーのお墓ね!」と言う感じで、親切丁寧に教えてくれました。


~ 感動の瞬間 ~
やっと、待ちに待ったブルース・リーのお墓にたどり着くことができました。あの時の感動は、表現のしようがありません。苦労した分、その感動も大きなものでした。ブルース・リーのお墓は、思っていたよりも小さく、命日の数日後ということもあって、お花も供えてありました。当時は、ブルース・リー本人のお墓だけでしたが、現在はそのお墓も改装され、彼の息子(ブランドン・リー)のお墓も隣に並んでいるそうです。
 








 私は、30分程、お墓を眺めたり、写真を撮ったりした後、後ろ髪を引かれる思いで、ホテルへとまた歩き始めたのです。帰りは、迷うことなくホテルへたどり着きました。


戻る


アクセス解析